10代佐賀藩主・鍋島直正(閑叟)公の生誕100年にあたる大正2年(1913)、大隈重信を委員長とする建設委員会が中心となり、佐賀市松原に閑叟公の銅像が建設されました。台座に嵌め込まれていた6つのレリーフ板などにより、当時、閑叟公の偉業として顕彰されたのが、大砲鋳造や造船などの海防や先進医術を中心とした功績だったことがわかります。
一方、銅像建設に際して集められた県内外からの寄附金の志に対し、11代鍋島直大公は県内初の佐賀図書館を開館し一般開放しました。その後、さらなる佐賀の文化向上のため12代鍋島直映公が創設した県内初の博物館が徴古館です。
平成26年は、閑叟公の生誕200年にあたります。本展では6つのレリーフ板にちなみ、幕末佐賀藩の海防や医術の足跡をたどり、また銅像園を中心に佐賀図書館・徴古館などの文化施設が整備された約100年前の佐賀市松原一帯のあゆみを振り返ります。
2014年1月14日~2014年1月26日
9時30分~16時
徴古館
300円(小学生以下無料)
公益財団法人鍋島報效会 ☎0952-23-4200
お点前:志野流香道九州松隠会 椛島 禅徹先生
日 時:平成26年1月26日(日) 午前の部:10時30分~ 午後の部:14時00分~
場 所:徴古館2階
参加費:1,000円(小学生以下は500円)
※事前予約が必要です。参加ご希望の方は、お電話・メール等にてお申込み下さい。
TEL:0952-23-4200 メール info@nabeshima.or.jp
※当日は、徴古館で開催中の企画展「閑叟公銅像展」もご覧いただけます。
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