バルーンの仕組み

「温かい空気は冷たい空気より軽い」原理を利用して、大きな球皮にバーナーで温めた空気をたくさん詰め込んで浮かぶのがバルーンです。

バルーンの仕組み

球皮

バーナーで温めた空気をためて、浮力を得る大きな袋。丈夫で気密性が良く、軽いナイロンやポリエステルなどの合成繊維で作られています。中の温度は外気より70〜80℃くらい高くなります。

リップパネル

着陸時や急降下の時に開いて、内部の熱気を素早く排出します。

リップライン

球皮上部のリップパネルを操作するロープ。リップラインを引くと、リップパネルが開きます。

クラウンロープ

球皮を膨らませる(インフレーション)時や着陸時、気球が動くのをコントロールするロープです。

ロードテープ

気球全体の荷重を支えるテープ。水平ロードテープは球皮の裂けを止め、垂直ロードテープはバスケットの荷重を支える働きをします。

バーナー

ガスを燃やして空気を温める装置。バルーンの心臓部ともいえます。

バスケット

人や機材を乗せる所で、主に籐でできています。3~4人乗りで1~1.2m位の大きさになり、プロパンガスシリンダー(ボンベ)の他、計器類や消火器も積み込みます。

佐賀バルーンミュージアム
〒840-0831 佐賀市松原2丁目 2-27
TEL:0952-40-7114 
FAX:0952-40-7135