肥前国分寺跡

聖武天皇の詔により建立

西門跡と外溝、西南隅の築地痕跡、東辺で築地と外溝、南辺では外溝が検出されており、その規模は方2町(1辺216m)と推定されています。 
伽藍(がらん)は金堂(こんどう)の北側に講堂、南東方には塔を配置し、中門に取り付く回廊がこれらの建物を取り囲んでいたと推定され、塔跡は全国の国分寺のうち最大規模の版築基壇(はんちくきだん)が確認さており、七重塔が想定されています。また寺域の東側では瓦窯4基が発見されています。創建瓦は複弁蓮華文軒丸瓦と均正唐草文軒平瓦の鴻臚館系軒先瓦で、鬼瓦も出土しています。

所在地840-0201
佐賀市大和町尼寺字真島958
問い合わせ先教育委員会・社会教育部文化振興課
TEL0952-40-7368

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