



今回のえびす顔
第32回の「えびす顔」は、佐賀県フィルムコミッションの江島 宏(えじま ひろし)さんに、ロケでの苦労話や映画スタッフの方が感じた佐賀の雰囲気などについてのお話を伺いました。ぜひご覧ください。
佐賀県フィルムコミッションとは?
佐賀県フィルムコミッションでは、映画、ドラマをはじめ、CMやプロモーションビデオやWeb動画などの映像コンテンツのロケ誘致をおこなっております。そして、映画のロケ誘致を通じて、佐賀の魅力を全国に発信しています。映画『ソフトボーイ』について
ソフトボーイは昨年のシルバーウィークを挟んで、10日間撮影が行われていました。6月19日から公開され、佐賀県内では現在も上映中です。県内では非常に盛り上がり、認知度もあがりました。撮影スタッフの皆さんの佐賀に対する印象はどうでしたか?
ソフトボーイは比較的若いチームだったので、スタッフもキャストも若者が多かったので、印象的には “何もないところ”って思われているんだろうなと思っていました。でも以外に、東京で生活をされているスタッフやキャストの方と話をしてみると、食べ物もおいしいし、ゆっくり時間が流れていて落ち着く、「住むならこういうところだな~」という話をされていました。
映画『悪人』について
『悪人』は、佐賀・福岡・長崎と3県が舞台となっている映画で、佐賀市での撮影も行われました。佐賀市での撮影では、たくさんの方々のご協力をいただき撮影をすることができました。撮影の裏話なんかありますか?
『悪人』の撮影の合間に、妻夫木さんは逃亡者の役でしたので、撮影が進むとともに減量されていました。実は、佐賀市内をジョギングされていたんですよ。長いときには、大和インター近くまで走られていたので、実はすれ違っている人もいるかもしれませんね(笑)。何か心がけていることはありますか?
撮影は限られた日数で行わなければならないので、大変です。もちろん時間もないので、ロケ地をどれだけコンパクトにまとめられるか!ということが課題になってきます。それに宿泊先の確保ですね。大きな撮影隊になりますと100人近い人数になってしまいますからね。ロケ地と宿泊地の往復がスムーズに行うことも、大切です!特に思い出に残っていることは?
撮影で諸富警察署前の国道を5分止めたことですかね。これはほんとにすごいことです。スタッフの方も言われていましたが、佐賀だからできたと言われました。警察の方も協力していただいたので、できたのだと思います。警察の協力体制は、ニューヨーク市警に匹敵するかもしれませんね。苦労されたところは?
大変なのは、ロケ弁の手配ですね。私たちも一番気を使うところです。『悪人』は冬の屋外ロケということで、“暖かさ”に気をつけました。冷たい弁当ではなく、暖かい弁当を食べていただきたいという思いがありましたが、食事時間が決まったものではなく、移動車の中だったり、撮影が遅くなれば、深夜になることもありました。予定はあってないようなもので、難しかったですね。古湯映画祭との関わりは?
今年の、古湯映画祭での『悪人』の上映が決定いたしました。カナダのモントリオール世界映画祭に招待出品されるんですが、この映画祭で上映されるフィルムは、日本映画なので“英語の字幕”がついているんです。今回、古湯映画祭で上映される映像は、その出品される“英語の字幕”付の本物のフィルムなんですよ。これは、古湯映画祭かモントリオール国際映画祭でしか観ることができない貴重なものです。今後の佐賀県を舞台とした映画の可能性とは?
佐賀を舞台にした作品ということで『望郷の道』の映画化への期待は非常に高いです。私も、いろんなプロディューサーさんに会うたびにお話をしますが、作品としては“間違いない!“と言われています。しかし、やるんだったらセットも多く、かなりの手間と予算がかかるそうです。台湾での撮影もありますし、時代的なものがありますので、現代の街並みでは撮影できないものもたくさんあります。東京のスタジオで撮影を行ったり、佐賀市富士町の古湯での撮影もあると思いますが、現代物を隠したり、CGを使ったりと大変な撮影になってくると思われます。今後の目標を教えて下さい
『悪人』クラスの映画を、毎年佐賀に呼べたらいいですね。そこを目標としてやっていきたいですが、原作の舞台が佐賀で、佐賀でロケというのは、企画としてもなかなか難しいと思います。それでも、一つの映画やドラマの1シーン、2シーンでもいいので、佐賀に引っ張ってこれたらいいなと思います。これからも、企画話があるたびに、貪欲に食いついていくつもりです。
最後にえびす顔でPRををお願いします。
地産地消じゃないですが、まずは県内の人に県産ムービーを愛してもらいたい。そこから全国へ広がっていけばいいなと思っています。そして、全国の皆さんに、映画を通して、佐賀ってこういうところなんだ!というのを伝えていきたいです。Copyright © 2007-2012 佐賀観光協会. All rights reserved.