



今回のえびす顔
第30回の「えびす顔」は、佐賀市の夏の祭『佐賀城下栄の国まつり』。市民総参加の祭として、毎年多くの人で盛り上がりをみせています。そのなかでも、初日に行われる前夜祭の主催と、祭の最後を飾る“総踊り”を指揮されている堤美恵子(つつみ みえこ)さんにお話を伺いました。ぜひご覧ください。
出身はどちらですか?
出身は佐賀市の旧牛島町です。今は、東佐賀町と言われてますね。どうして多久に稽古場を造られたんですか?
私たちは太鼓もするし、チャンバラもするからやっぱり音がうるさくなってしまうんですよ。まずは、踊りを始めたきっかけを教えて下さい。
家がもともと洋裁店で、家の二階で踊りの稽古が行われてました。踊りの先生が二階に下宿されていたので、稽古をはじめたのがきっかけです。当時は、テレビもなく娯楽もないし、どこの地域も踊りが盛んに行われてましたね。それから日本舞踊を本格的に勉強しました。5才の頃には、佐賀劇場の舞台にたったときいています。でも、中学、高校くらいからは遊びも覚えて一時中断しましたね(笑)。“佐賀にわか”もされているんですね。
もともとは芝居はやっていなかったんです。太鼓をやっていて、民舞太鼓という団体を立ち上げた時に“佐賀にわか”の筑紫先生にも非常にお世話になっていたけど、何のお礼もしていなかったので、先生の佐賀公演の時には楽屋に行ってお手伝いしていました。そんな時、ある日突然、先生から「そろそろ楽屋にばっかりおらんで、踊りで舞台にでてよかろうもん!」と声をかけられました。弟子入りをしたわけではないのですが、お手伝いとして、音響等の裏方をしていたので、芝居の流れもよく理解していました。それで、欠員の出たときなんかは出演もしていました。それから芝居もするようになったし、 “にわか”をはじめたきっかけです。
栄の国まつり前夜祭について教えて下さい。
太鼓をはじめて10年くらいたった時に佐賀ん街の賑わいづくりのために何かしたいなという思いがありました。いろんなところで祭の前夜祭が行われていたので、佐賀でもやろうということになりました。でもひとりではなかなか不安だったので、筑紫先生に力をかしてもらえますか?と相談しました。すると、「そりゃ良かこと!!私でよかなら力になるさい!」という言葉をもらったのですごく心強かったです。
その中でも名士劇は人気がありますよね。
前夜祭がはじまってから5年ほど経った時、他県で名士劇というのをやっているのを知って、佐賀でもやってみたいと思ました。すぐに当時の市議長さんに声をかけ、「やろう!やろう!!」という話になり、知事や市長にも連絡してもらいましたね。今年で17年目になりますが、佐賀の著名人の方には、ほとんど出演いただいています。今年の演目は「清水の次郎長」。この名士劇の台本も私が書いているんですよ。
まつりの最後を飾る“総踊り”について教えて下さい。
私が指揮するようになったのは、平成2年くらいからですね。今後の目標を教えて下さい。
熊本のばってん荒川、福岡の博多淡海、そして佐賀の筑紫美主子という“にわか”の3大大御所がいらっしゃいました。私が筑紫先生の跡を引き継いでから十数年になりますが、これからも大事に残していかなければならないと思っています。そのために、佐賀にわかの後援会をつくろうと思っていますし、今年の秋には自主公演も開催予定です。そして、今後は、観光客の方にも見て頂きたいと思っています。趣味はなんですか?
絵を描くことかな。ここにある絵も私が描いたんですよ。だいたい一つの絵を完成させるのに1~2ヶ月くらいかかります。佐賀市の観光ついて思うところは?
よそのマネをしてもダメ!!風土が違うし、マネをしても、いい味が出ない。最後にえびす顔でPRををお願いします。
前夜祭のお客さんは、ほとんどが口コミなんです。それでも毎年たくさんの人に喜んで来てもらっています。そんな皆さんの声に支えられてやっています。これから、もっといろんな人に参加してほしいし、栄の国まつりと一体化してもっと続けていきたい。Copyright © 2007-2012 佐賀観光協会. All rights reserved.