



今回のえびす顔
第8回の「えびす顔」は、昨年佐賀市の中心街にオープンしたばかりで、とても趣のある映画館「シアターシエマ」の代表、芳賀英行(はが ひでゆき)さんにお話を伺いました。普通の映画館とは違う癒しの空間をご堪能ください。
ご出身は?
生まれは茨城の水戸ですが、育ちは福岡ですね。シアターシエマがオープンするまでは佐賀との関わりは一切ありませんでした。全く縁もゆかりもない所でした(笑)。「シアターシエマ」について教えてください。
オープンしたのは平成19 年の12 月15 日。「69’nersFILM」という会社がありまして、この会社の一事業として営業しています。もともとは移動映画館というか、例えばカフェだったり店舗だったり、何か情報を発信していきたいという所と一緒になって、映画館以外の場所で映画を見せるということをやってきました。お客さんからの反響は?
やっぱり、相当数の人が福岡まで映画を見に行ってたんだなぁということを感じますね。佐賀では公開されにくいような映画もたくさん上映しているので。福岡まで出なくても佐賀でも見られるということであれば、こっちで見ようかな!?と思っていただいている方がけっこういらっしゃるみたいですね。
どれぐらいのペースで映画を放映されているんですか?
だいたい1ヶ月に10作品から多くて15作品ぐらいです。2スクリーンあるので、1日5作品を放映しています。
会員制ということですが?
えぇ。徐々に会員さんが増えてきました。年度別のヴィンテージ会員とスタンダード会員の2種類があるんですけど、合わせて約600名ぐらい。客層は幅広いですね。40~50代の方もけっこう多いですね。ターゲットを絞らずにあらゆる年齢層に受け入れてもらえるような映画館を作っていきたいな、と考えてます。リピーターの方も多いようですね。
最近は、この「無料休憩所」的な役割を理解されている方が増えてきました。映画を見ずに買ってきた本を読んだり、打合せ場所として使ったり。私達のコンセプトに近づいている感じはします。いろんなイベントなども開催されているということですが?
はい。毎月第2金曜日には親子を対象に、楽器の生演奏に合わせた本の読みきかせ会をやってます。11時からと18時から。まったりとしたすごく素敵な空間ですよ。会員に限らず誰でも参加OKです。入場は無料。芳賀さんの「映画」についての想いを教えてください。
映画って大小にかかわらず一緒のものだと思うんですよ。予算の掛け方とか違うとは思いますが、たくさんお金かけて宣伝されている映画が必ずしもいい映画とは言えないですし、マイナーな映画でも同じですよね。見る人によって受け取り方は色々。ただ、佐賀の人が大型の映画館やシアターシエマとかに足を運んで、色んな映画を選ぶ選択眼を養ってもらえるようになれればと思っています。多くの人が映画にたくさん接してもらえるようになるといいですね。
では「シアターシエマ」の目指すところは?
「映画館だけど映画館じゃない場所」っていうコンセプトなので、そこを突き詰めて行くことですね。それでいて、やっぱり映画館としても良い所っていうものです。8月のおすすめの映画を教えてください。
まずはボブ・ディランの人生を映画化した「アイム・ノット・ゼア」。8月2日(土)から上映開始です。佐賀の好きなところは?
何と言っても「空」ですね。高い建物もあまりないので、スコーンと空が広がってますよね。バルーンフェスタも有名ですし。今までの印象は「がばい」という言葉しかなかったんですが(笑)、空がとても象徴的な気がします。佐賀市の観光について思うことは?
残していきたい建物がけっこう点在してますよね。松原川の辺りとか古いアーケードだったり。少し寂れた場所も多いんですが、県外から来た僕らから見ると素敵な場所なんですよね。歩いていて「いいな」と思える場所は多いです。観光化しすぎなくても、そのままの良さを残していくのも大切ですよね。最後にえびす顔でPRをどうぞ!
毎月、第1・3金曜日の夜に23:00から始まる「ミッドナイト・シエマ」というイベントがオススメです。8月は1日と15日ですね。普段は23:00で営業は終わるんですが、この日だけは夜遅くまで映画もやってますし、1ドリンク付きでラウンジのような空間に変わりますので、お気軽にぜひおいでください。お待ちしてます!!
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